サラリーマンとデイトレーダーどちらが得か
2013年07月10日
株式投資において、ロスカット・ルールを軽視すると、負けが込んだときに手元資金が底を尽いてゲームオーバーになる。いくらネット証券の売買手数料が格安になっても、ロスが膨らめば取引を続けられなくなる。
株式投資の分布図には、資産をすりつぶして消えてしまった投資家が隠されているが、そうしたグループに入らないことが生き延びる条件だ。
株式投資の成功の秘訣は、株価の乱高下に遭遇しても、そこでロスを負わずに、耐え凌いで投資を続けるということだともいえる。
一方、デイトレーダーたちは、1日平均7~10回の売買を繰り返すとされる。そこには、なるべく損失を最小化して、しぶとく株式投資の舞台にしがみ付き、どこかでやってくる偶然のチャンスをものにしてやろうという意図が感じられる。
1,000万本に1本の当たりがある1億円賞金の宝くじを、1年間に10円の参加費用で100回引くことが、いわぱデイトレーダーのやり方である。
もしも、億万長者になることを目標に生きていくのであれば、僅かな確率であることをきちんと認識して、デイトレードをやるのもよかろう。こつこつ働くサラリーマンでは、億万長者になれる確率は限りなくゼロに等しい。
専業トレーダーをやっていける人がサラリーマンをやったときの平均収益率は、専業トレーダーよりも間違いなく高いだろう。しかしサラリーマンでは億万長者になることは到底不可能なので、わずかな確率に賭けるというのも、ひとつの考え方としては評価できる。
ただしそのために、こまめに損切りをして株式投資を続けることは、並外れた精神力が求められることを覚悟せねばなるまい。サラリーマンが上司の顔色を窺いながら生きていくことよりも、もっとストレスは大きいはずだ。
それに加えて社会的な偏見とも戦わねばならない。ただし、デイトレードで生計を立てていこうとするモチベーションを持っているのならば、その力量をいずれは別の世界で役立てる方が、大成するようにも思われる。
株式投資の分布図には、資産をすりつぶして消えてしまった投資家が隠されているが、そうしたグループに入らないことが生き延びる条件だ。
株式投資の成功の秘訣は、株価の乱高下に遭遇しても、そこでロスを負わずに、耐え凌いで投資を続けるということだともいえる。
一方、デイトレーダーたちは、1日平均7~10回の売買を繰り返すとされる。そこには、なるべく損失を最小化して、しぶとく株式投資の舞台にしがみ付き、どこかでやってくる偶然のチャンスをものにしてやろうという意図が感じられる。
1,000万本に1本の当たりがある1億円賞金の宝くじを、1年間に10円の参加費用で100回引くことが、いわぱデイトレーダーのやり方である。
もしも、億万長者になることを目標に生きていくのであれば、僅かな確率であることをきちんと認識して、デイトレードをやるのもよかろう。こつこつ働くサラリーマンでは、億万長者になれる確率は限りなくゼロに等しい。
専業トレーダーをやっていける人がサラリーマンをやったときの平均収益率は、専業トレーダーよりも間違いなく高いだろう。しかしサラリーマンでは億万長者になることは到底不可能なので、わずかな確率に賭けるというのも、ひとつの考え方としては評価できる。
ただしそのために、こまめに損切りをして株式投資を続けることは、並外れた精神力が求められることを覚悟せねばなるまい。サラリーマンが上司の顔色を窺いながら生きていくことよりも、もっとストレスは大きいはずだ。
それに加えて社会的な偏見とも戦わねばならない。ただし、デイトレードで生計を立てていこうとするモチベーションを持っているのならば、その力量をいずれは別の世界で役立てる方が、大成するようにも思われる。